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ESG

環境

環境マネジメントシステム

グローバル環境活動推進体制

 フジクラグループの地球環境保護活動は、フジクラグループCSR委員会の環境側面部会である地球環境委員会がグローバルに統括しています。地球環境委員会は、環境経営に関する審議決定機関であり、委員長は環境担当役員(常務取締役)です。委員会では、気候変動を含む環境に関する年度?中期目標の策定を行うとともに活動推進状況をモニタリングし、環境担当役員である常務取締役の承認を受けるとともに、社長を委員長とするCSR委員会にも報告しています。重点テーマには専門部会を設け、施策立案や対策の横展開など、さまざまなサポートを行っています。

フジクラグループCSR環境管理活動推進体制

フジクラグループ環境情報収集システム ECO-PASS

 フジクラグループは、2010年度より「ECO-PASS(エコパス)」を活用して、効率的にグループ環境データの収集と管理を行っています。収集した情報をグループ内で共有、分析を通じて、環境負荷状況や低減活動成果の「見える化」を行っています。
 ECO-PASSによる環境情報管理は、国内連結22社(国内連結の96%)、連結以外2社、海外連結37社(海外連結の53%)で実施しています。

フジクラグループ環境情報収集システム ECO-PASS

環境教育

 フジクラグループは、社員一人ひとりが省エネやリサイクルなどの省資源活動に取り組み、更に日常の業務を通じて地球環境保護に努めるよう、全社員に対する環境教育を実施しています。新入社員研修で行う環境講座、事業所でのOJT、事業所?部課単位のISO14001教育、業務にかかわる専門的な教育などを定期的に行い、意識の向上を図っています。

本社?事業所での教育活動

(本社)内部環境監査員教育会

 本社では、10月に内部監査員の養成を兼ねた勉強会を開催しました。ISO14001規格の要求事項、内部監査員の責任と役割、実習にあたってのポイントの説明を行った後、実習として本社の内部監査に参加しました。今後も勉強会を開催し、内部監査員のレベルアップを図ります。

(本社)環境活動説明会

(佐倉事業所)新入社員教育の実施

 佐倉事業所では配属が決まった方々に対して環境教育を実施しています。2018年度も4月(事業所採用者)と6月(本社採用者)に教育を実施しました。

(佐倉事業所)廃棄物分別指導の実施

 佐倉事業所では、研究開発部門などから多様な廃棄物が排出されます。それらの廃棄物を適正に委託するために、毎週2~3回(年間約100回)、廃棄物置場において廃棄物分別指導を実施しています。不適切な廃棄物処理を防止するとともに分別の重要性を再認識してもらっています。

(佐倉事業所)廃棄物分別指導の実施

(佐倉事業所)廃棄物分別指導の実施

(鈴鹿事業所)一般環境教育の実施

 鈴鹿事業所では、毎年全所員を対象に一般環境教育を実施しています。2018年度も6月13日~7月2日まで10回にわたり開催し、406名が出席しました。前年度の活動実績や今年度の活動方針?活動計画、環境トピックスを学習しました。研修を通じて、省エネや廃棄物削減などに理解と協力をいただくとともに、一人ひとりの環境意識向上を図りました。

(鈴鹿事業所)一般環境教育の実施

(沼津事業所)全体集会での環境教育

 7月全体集会において、18年度環境活動?実施状況及び工場での取組みについて従業員を対象に教育を行いました。また、今年度は事業所内の取得状況から2名がISO14001内部監査員養成研修を修了し環境へのレベルアップに繋げました。

(沼津事業所)2017年度新人教育

(石岡事業所)排水に対する説明

 石岡事業所は、排水の監視に関しては今までは終末排水桝でpH、油膜を監視していたが、監視装置を更新し終末排水桝でpH、油膜に加え、濁度を追加、更にA工場内のFコンポとFHOに排水監視のピットを設けpHと油膜の監視装置を設置しました。これらの監視装置の説明を行い石岡事業所内の各社が排水に対して今まで以上に関心を示して頂けるようになりました。

(石岡事業所)ISO14001:2015教育

(石岡事業所)ISO14001:2015教育

グループ会社での環境教育活動

(米沢電線)環境緊急対応訓練の実施

 米沢電線では、環境委員会の活動として、緊急事態を想定した緊急対応訓練を年1回行っています。敷地脇きを流れる一級河川への揚水放流に際し、万全を期すため終末排水門での監視装置による監視と緊急時の対応について毎年訓練を実施しています。

(米沢電線)環境緊急対応訓練の実施

(米沢電線)地域環境保全活動

 郡山工場がある郡山市北部工業団地内の道路や駐車場のゴミ拾いを毎年実施しています。               

(米沢電線)地域環境保全活動

(フジクラプレシジョン)緊急事態対応テスト実施

 停車中のバイクからオイルが漏れだし、現状を放置すれば数時間以内に確実に雨水ゲートまで油が到達してしまうと見込まれる場合を想定して訓練を行いました。結果、各処置工程で、対応も的確であり問題ありませんでした。

(沼津熔銅)地域環境保全活動

 沼津熔銅は、構内美化活動とは別に年3回、『小さな親切運動』として地域の美化活動にも積極的に参加しています。近隣にある企業と合同で、「旧東海道金谷坂石畳」や「童子沢親水公園」等で、清掃を行います。

(沼津熔銅)環境管理活動に関する教育

環境監査

 フジクラグループでは、国内グループの拠点に対し、環境担当役員?環境管理管理部門?施設管理部門で構成する監査チームの巡回による環境監査を定期的に実施しています。設備?廃棄物?危険物などの管理状況、条例や法規制の遵守状況などを確認するとともに、環境負荷の低減活動を確認し、必要に応じ指導や支援を行い、各拠点の環境保全や管理のレベルアップに努めています。

2018年度の環境監査実施先

フジクラ 佐倉事業所、鈴鹿事業所、沼津事業所、石岡事業所
グループ会社 沼津熔銅(株)、第一電子工業(株)、(株)フジクラコンポーネンツ、(株)フジクラハイオプト、(株)フジクラ?ダイヤケーブル熊谷工場/福井工場、フジクラソリューションズ(株)、(株)スズキ技研、(株)青森フジクラ金矢

環境会計

 フジクラグループでは、環境保全活動の効果を定量的に評価するツールとして、環境省「環境会計ガイドライン」(2005年版)に準拠した環境会計を開示しています。このツールにより環境保全に関わる費用や効果を把握し、改善効果を評価し活用しています。

  • 対象期間:2018年4月から2019年3月
  • 対象範囲:フジクラおよびグループ会社20社
フジクラ 本社、佐倉事業所、鈴鹿事業所、沼津事業所、石岡事業所
グループ会社 西日本電線、米沢電線、フジクラ電装、第一電子工業、東北フジクラ、フジクラコンポーネンツ、フジクラハイオプト*、沼津熔銅、青森フジクラ金矢、シンシロケーブル、スズキ技研、フジクラプレシジョン、フジクラソリューションズ、フジクラ?ダイヤケーブル、富士資材加工、武蔵金線、藤倉商事、フジクラファシリティーズ、フジクラエンジニアリング、フジクラ物流
*2019年5月より、社名を協栄線材からフジクラハイオプトに変更
  • コスト:

(単位:百万円)

項目 投資内容/取り組み内容 投資 費用
事業エリア内コスト
(公害防止コスト、地球環境保全コスト、資源循環コスト)
排ガス洗浄装置設置費?維持管理費、排水処理装置設置費?維持管理費、LED?Hf照明、フロン回収?破壊、母材製造能力向上、屋根断熱塗装、廃木ドラム再資源化 1119.7 2454.6
上下流コスト 有害物質規制情報配信、梱包資材削減費等 0.0 3.1
管理活動コスト ISO審査費用、図書?教育費、展示会出展費用、緑化費、環境測定費等 96.7 521.9
研究開発コスト 環境配慮型製品の研究開発 779.5 1161.3
社会活動コスト フジクラ木場千年の森管理等、事業所周辺の美化活動参加、地域団体への支援、納涼花火大会開催 19.0 20.5
環境損傷対応コスト 大気汚染負荷量賦課金、地震保険等 0.0 49.8
合 計 2014.9 4211.2
  • 効果(実質的効果のみ、推定的効果は含まない):

(単位:百万円)

公害防止、地球環境保全効果 97.6
資源循環効果 229.7
上下流効果 2.1
管理活動効果 0.2
研究開発 247.2
社会活動効果 0.0
合 計 646.8

事業活動に伴う環境影響

 2018年度のフジクラおよび国内グループ各社の事業活動を通して環境に与えた主要な影響を示します。

事業活動に伴う環境影響

環境コンプライアンス

 法規制を遵守することはもとより、より厳しい自主基準値を設定し、日々の監視、定期的な測定、環境監査などを実施することで、大気や水系への化学物質などの排出を削減しています。また、設備の維持管理を強化し、設備対策などを事前に実施することで、自主基準値を超えることがないよう管理の徹底を図っています。

主な関連法

公害防止体制整備 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律
土地利用 工場立地法?都市計画法
大気汚染 大気汚染防止法、特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律
水質汚濁 水質汚濁防止法、下水道法、浄化槽法
騒音?振動?悪臭 騒音規制法、振動規制法、悪臭防止法
土壌汚染 土壌汚染対策法
危険有害物質 毒物および劇物取締法、特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)
従業員の安全 労働安全衛生法(特化則、有機則)、消防法(危険物関係)、高圧ガス保安法
地球温暖化防止 地球温暖化対策の推進に関する法律、エネルギーの使用の合理化等に関する法律、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律
廃棄物 廃棄物の処理および清掃に関する法律、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(PCB廃棄物特別措置法)

環境活動とニアミス収集システム

 フジクラおよびグループ会社の環境に関するトラブル情報は、環境トラブル報告規程(2019年制定)に従い、迅速に集約し情報の共有により類似トラブルの再発防止を図っています。

環境に関する苦情対応

2018年度の件数?対応措置

 2018年度は1件発生しました。当社グループ会社が依頼した運送業者の運搬車両が、公道で燃料漏れ状態で走行して当社事業所へ入構し、周辺住民の通報で警察署?消防署が当社事業所へ来訪する事案が発生しました。車両と発生状況について確認と聴取を行い、危険性は無いとの判断から退構されました。後日、グループ会社取締役?運送会社社長?当社事業所責任者が関係官庁(警察?消防?県?市)へ報告とお詫びを行いました。また、燃料漏れについて対策を行い、当社事業所?グループ会社に再発防止のための周知を行いました。

2018年度の違反有無

 2018年度はグループ会社1社において、騒音測定を行った結果、敷地境界の一部の範囲で基準値を超える騒音を計測しました。周辺住民からの苦情はありません。応急処置として敷地境界のフェンスに防音シートを設置し、恒久対策として騒音を発生している設備の周囲に防音壁を設置します。また、当社事業所?グループ会社に再発防止のための周知を行いました。

罰金?制裁措置の有無

 フジクラ事業所およびグループ会社において、環境に関する法令違反による罰金?制裁措置はありませんでした。

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